本文までスキップする

読みもの
Article

金物を付ける 印南の家

屋根の雨仕舞に目途が立つと壁の工事に入る。最初に付くのは筋交いなどの構造材である。この時点で敷居・鴨居などの造作材はほとんどが建て込まれている。
筋交い金物は使用する筋交いの寸法・規格に合ったものを使用する。
柱に取り付いているホールダウン金物は、柱1本1本の引き抜き力を計算し、それぞれのヶ所に対応できる規格のものを使用する。
新耐震の建物では、金物使用は避けられないが、金物と木材の強度には大きな差があるため、使用ヶ所や力のバランスには細心の注意を払うことが必要である。