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建築士定期講習。

建築士という国家資格は、一度取れば一生もの・・・という訳ではなくて、木造・2級・1級のどの資格でも、3年に一度の定期講習が義務付けられます。朝9時から夕方6時までの一日講習です。
一日で結構厚い本の中身を走り走り進んでいくものですから、ついていくだけでも大変です。えっ、これどういうこと・・・なんて、何かに引っかかってしまうとたちまち付いていけなくなって、今どこやってるの・・・の迷子になります。それでも必死に食らいついていくのは、講習の最後にテストがあって、それで一定以上の点数が取れないと資格の更新ができないからです。建築士は、ときには人の命に関係するような事柄にかかわる仕事なのですから、資格審査も厳しくて当たり前・・・そういえばその通りです。
最近の傾向は、脱炭素と省エネ、それに罰則。脱炭素と省エネは世界的な要求ですからそりゃあ大事ですけど、罰則の規定を長々とやられるのはごめんこうむりたい。近頃では人の世も何かとせちがらくなって、これも仕方ないのかも・・・いやあ~時代ですなあ~。