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紀南のとうもろこし 甘度良好。

今年もトウモロコシの季節がやってきました。紀伊半島の南では、ここ10年ぐらいの間に甘度良好という名前のトウモロコシが大変な人気を集めています。甘い、フルーティー、生でも食べられる・・・とあちこちで引く手あまたで、最近では手に入れるのも苦労する始末です。実際に去年だかおととしだかは、もうそろそろかな・・・と思って、6月に入ってから連絡を入れたところ、今年の収穫分はすでに予約で売り切れています・・・というお返事でした。エ~、商品があっても手に入らないの・・・と落胆した次第。早い人は、今年のトウモロコシが手に入った段階で、来年の分の注文を入れているのだとか。
収穫が始まるのは6月のはじめ、でも、この頃になっておっとり刀で注文を始めてもダメです。(小ロットなら可能かも?)今年は5月のはじめから注文を入れて、待つこと約ひと月半・・・やっと手に入れたトウモロコシ。早速、ゆでてもらって食べてみました。今年はなかなか甘みが濃い、しかし実入りが良すぎて少し硬いかも。
味は毎年、もしくは畑ごとに、または収穫時期で、あるいは収穫時のお天気でいくばく違ってきます。特に注意したいのは収穫時期。大人気の甘度良好も、甘い、フルーティー、生でも食べられる・・・と感動できるのは出荷が始まって2~3週間まで。それ以降は、美味しくはあっても感動はなくなりますのでご注意を。