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手加工で、番付けの次に行われるのは墨付けである。写真は土台のヒノキ材に墨付けされた様子。 墨付けとは、のこぎりで切ったり、ノミで掘ったりする手加工の具体的な個所・作業を当該の木に直接書き付ける作業。1本1本の木の表情・性分などを見ながらの作業で、都度の加減に大工の経験と勘が生きる。 プレカット(機械加工)ではこの作業はパソコンの中で行われる。そのほうが効率的だ、とも言えるが、それでは一つ一つ違う木に現実的な対応をするのは難しい・・・とも言える。