本文までスキップする

読みもの
Article

蝉の抜け殻。

子供の頃には、早朝から庭のみかんの木に上がって脱皮した蝉の抜け殻を探したものです。大人になってからは懐かしくて、見つけると目がとまります。田辺市の新万にある現在の住居では、引っ越して10年ほど経ってから、中庭のヤマボウシに抜け殻を見つけて、地域の一員として認めてもらったようで(蝉に認めてもらうっていうのもなんですが・・・)少し嬉しくもなりました。そんな感覚は私の子どもたちも同じ様で・・・これは府中の家の現場近くで長男が、見つけた・・・と持ってきた蝉の抜け殻。近くで、延々と続く命の営みがあるのだ・・・と感じると、なんだかホッとした様な気にもなりました。
府中の家は、街中を少し離れた緑の近くにあります。現在は基礎工事も終わり、上棟に向けてコンクリートの養生中です。今年の終わり頃には完成すると思います。
庭の木に蝉の抜け殻を発見して、仲間だと受け入れてもらえた・・・と感じるのはいつ頃になるのでしょう。