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1995年に発生した阪神淡路大震災の時には、たくさんの木造建築物が倒壊した。以来、基礎に対しての議論が高まり、基礎立ち上がりは地中梁として構成すべし・・・という考え方が一般的になっている。 しかし、立ち上がり部分を地中梁として閉鎖型に組んでしまうと、床下通気を充分に確保したい場合には不便を感じることがある。そこで、この建物では地中梁はスラブの下で構成した。スラブ配筋は、梁として上端主筋、下端主筋としっかりと配筋し、剛性の高い基礎を造る。