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杉の野地板の上には透湿防水シートを敷き込み、通気層を取って、屋根下地の構造用合板(水に強い特類)を張り込む。 合板であるが、通気層の上なので、室内の空気に影響を及ぼすことがない。また、釘の保持力が杉板などよりも強いので、屋根下地には適性がある。 防水シートは改めて合板の地板の上に施工するので、杉の地板の上の防水シートは2重の供えということになる。 屋根は壁の3倍の熱量を受けるといわれているので、太陽熱の影響を減らすためにも、屋内の湿気の排出のためにも、通気層をとるのは必須。