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府中の家ができるまで
Process

床下気密処理

府中の家の床下は、通常を遙かに上回る通気が確保できるように設計した。そのため、床の断熱・気密はことさらに重要になる。
まずは36ミリ厚の杉厚板パネル(Jパネル)を下張りして、その上に30ミリと40ミリの断熱材を2重施工し、仕上げは赤松のえんこう板張りの構成である。杉厚板パネル(Jパネル)の断熱性能にも期待して、全体で100ミリを超える断熱層となる。
杉厚板パネル(Jパネル)を施工した段階で大方の気密は確保できるが、柱取り合いや設備配管・配線貫通部は、コーキング材にて改めてきっちりと気密処理をする。