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府中の家ができるまで
Process

天井を張る

府中の家の多くの天井は、屋根勾配のままに斜めに張り上げる。仕上げ材は龍神産の杉板である。
天然乾燥材であるので、色味が鮮やか。赤味と白太(赤い所と白い所)が入り交じって、変化の豊かな色合いの天井になった。
杉板は断熱性能とともに、調湿の性能にも優れ、室内の湿度を一定に保つのに大きな役割を果たす。湿気の多い日にはカラッと、乾燥の激しい日にはしっとりとした潤いを室内に与えてくれる天井材である。