府中の家ができるまでProcess
防水層(コーキング)
防水層(コーキング)は、出来るだけ接着性のよい部材を使って、短くする工夫をする。
写真は外壁に梁が貫通する部位のものである。通常であれば、外壁の中に梁が入っていくが、そうすると防水面(コーキング面)は木材とサイディングになる。木材は、乾燥などによって変形しやすい上に、割れなどの心配もある。さらに、コーキングの接着性が弱い。そこで、防水層の内部に先に梁取り付き用の鉄骨製のブラケットを仕込んでおいた。このブラケットは変形しにくい上に、防水面は接着性の強い鉄、長さは20センチほどに過ぎない。木製の梁ならば倍を超える寸法のコーキング長さが必要になる。
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