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府中の家ができるまで
Process

床板・信州唐松張り

床仕上げには2種類の床板を使用した。押入や納戸の中などは、節有りの無垢の唐松(15ミリ厚)である。
紀州は杉・桧の産地で、たくさんの原木も製材業者もあるが、床材を専門に加工している業者はほとんど見かけない。床板は直接、敏感な足の裏に接するヶ所なので、製品にばらつきが出来やすい特注品を差し控え、カタログモデルとして購入出来る信州唐松を選んだ。購入先の信州・小林木材さんとは20年を超えるお付き合いである。