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最近のトイレは、大便器一つで済ませることが多いが、府中の家では小便器も用意した。 小便器は、日常の掃除を容易にするために床から浮かせて取り付ける。そうすると給水管や配水管は壁の中に仕込むことになる。壁の直下には土台があるために前記の配管類は真っ直ぐに床下に下ろすことが出来ない。そこで、壁を少し前に出して配管スペースを設ける。配管スペースの上部は床から1.2メートルほどの高さ。そこに12センチほどの棚状のものが出来るので、ちょっとした花飾りにでもしようかと思う。