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府中の家ができるまで
Process

【♯16】木材と構造のポイント -木の家の構造体-

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府中の家の木のふるさとである、和歌山県龍神村をたずねました
生えていた「古宮」という場所は、地域の言い伝えで古くから「ご神体」として祀られてきた聖域でした
木は樹齢が50年をこえ、100年近くたってはじめて建材として使えるようになります
林業家が伐るのは、自分の祖父より前の代の家族が植林した木です
長い時をかけ、山と人が大切に育んできた木・・・・・・それを伐って建てる家・・・・・・設計者や現場の大工・職人たちも、思いを継いでそれぞれの仕事をしています

現場では、府中の家の構造体のポイントを撮影しました
特殊な材をたった1回のために特注で調達するのではなく、山から習慣的に伐りだされてくる寸法の木を合理的に組み合わせて、美しい架構を実現しています
山の現状と木の性質をよく理解し、経済的で安定性の高い家づくりをするための工夫をお見逃しなく

次回は、構造体に屋根を作る工事の様子です!

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