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【孟子の平屋】外壁通気工事 Ⅰ

木毛セメント板張りによる防火・断熱の措置が終われば、その上に透湿防水シートで気密層を作り、通気桟を取り付ける。通気桟の厚みが通気層の厚みである。
通気層であるから、排出の経路を途中で妨げてはならない。特に注意が必要なのは、サッシなどの外壁に取り付く開口部材の際である。上がってきた空気が開口部を避けられるように、必ず逃げ道を作っておく。こうしておかないと折角の通気層も期待通りの性能は発揮できない。