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【孟子の平屋】外壁通気層

外壁の下には通気層がある。厚みは通気桟の厚み(21ミリ)である。
内断熱(パーフェクトバリア)外断熱(木毛セメント板)ともに透湿抵抗の低いものを使っているので、屋内で発生した湿気(水蒸気)は断熱層を透過して容易にこの通気層に達する。通気層内は空気が良く動く工夫がしてあるので、空気の動きとともに湿気(水蒸気)は排出されるわけである。
木の家である以上は適切な湿度の清々しい空気感の室内を造りたい。しかし、やみくもに高気密・高断熱の家を造っても木の良さは活かされない。建物全体で湿気を計画的に処理する工夫が必要である。