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雨のニオイ。
このところ早く目が覚めます。大きな雨でなければ、とりあえず家中の窓を開けて、新聞を取りに行きます。我が家は2階にあるので、郵便受けは階段の下。階段を途中まで下ったところで・・・なんだか懐かしいニオイ。これは小さい頃から嗅ぎ慣れたニオイ・・・そう、これは水(雨)のニオイです。
中学時代には、近所の川で夏の間中アユとウナギを追いかけていました。午前中はアユを捕って、午後にはそれを餌にウナギに挑みます。夕方にはウナギの仕掛け針やモドリカゴなどをつけて、朝早くに上げに行きます。このニオイはあの時の朝早くの川のニオイと同じです。こんなに水のニオイに敏感なのは、ゾウと私ぐらいか・・・と思っています。
ニオイや音楽などの感覚的なものは、記憶と結びつきやすいのだそうです。そういえばそうかも・・・あなたあを待つのテニスコート~(天地真理ちゃん)や、おっかの上ひんなげしのはあながあ~(アグネス)と聞くと高校時代が懐かしく帰ってきます。なんか、大学時代までは音楽も聴いていたような気がします。40才頃は飲み屋とタバコのニオイで蘇ります。が、このところは何も聞いていませんし、何もしていないような気がします。・・・ちょうど今のことは、どんなことで思い出すんでしょう。