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お懐かしい。

新築してから20年近くなるので、防水や塗装のメンテをしたい・・・と言うお話しを頂いて現場の方に伺いました。対面を果たしたのは切妻大屋根の中に2階分の空間を詰め込んだ、とってもお懐かしい城山台の家。
庭の緑も18年の間に見事に育って、しっかりと家と一体化。この家にしかない存在感を際立たせています。とりわけ大きいのはウバメガシ。住まい手は、紀州に育った者としてこの木の下で死ぬつもりだ・・・などと並々ならぬ決意です。庭には金魚の水槽もいくつか・・・そういえば、新築当時にも梅樽の中にたくさんの小さな金魚が泳いでいたような覚えがあります。もしかしてこの子たち、あの金魚の子孫なのかも。
全体を観察してみると、木部はどこもしっかりとしています。一部、雨風の良く当たる面のコーキングに補修後・・・都度に手を加えながら、大事に住まいしていただいた様子が手に取るように分かります。
今回はサイディング面・木部の再塗装と防水面の補修が中心です。この時点で一度補修をしていただくと、又20年ほどは安心して暮らせます。