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古民家の改修 / 和歌山市楠本、竣工しました。

和歌山市楠本の地において、古民家の改修現場が竣工しました。昨年の10月から計画・設計がはじまり、工事ともで1年と少しの取り組みとなりました。
天井を高くし梁を見せて、木のぬくもりが感じられる居間空間があること。南に大きな掃き出し窓を有し、庭風景などが見える開放的な居間とすること。二世帯・三世代で住まえること・・・などがこの住まいのコンセプトです。
調査の結果、床下には湿気もなく、木も過ごした年月から想像するよりもズッと良い状態で残っていました。もちろん天井裏の丸太梁の類もしっかりと残っています。そうであれば、これらを生かして梁を見せて、高い天井を実現するのは難しい事ではありません。南には木製の幅2間の大開口。完全に引き込んでしまえるので、開放感は抜群です。タタミ間廻りは襖もランマも天井板もそのまま残しました。新しいものと、歴史を経たものが上手くバランスして、とっても味わい深い空間になったと思っています。
住まいながらの改修であったため、ご両親様には大変なご苦労をお掛けしました。また、若夫婦にはとっても辛抱強くお付き合いいただけました。出来上がったお住まいが、ご家族を守りながら、癒やしの時間を皆さんに与えることを願いながら竣工をお祝いしたいと思います。関係いただいた全ての方々にご感謝申し上げます。ありがとうございました。