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押入・物入れや水廻りなどの湿気がこもりがちなところでは杉板を仕上げ材として使うことが多い。 杉や桐などの木材は断熱や調湿の性能に優れているので、昔からタンスなどにも使われてきた材料である。 段板をスノコ状にしたり壁面に桟を付けるのは、空気の移動を促し、湿気を滞らせないための工夫である。 ちなみに、この場所は竣工まで大工の道具置きとして利用されることが多い。