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エアコンが新しくなる。

この度、木の家工房Mo-kuの事務所部分のエアコンが新しくなりました。部屋の大きさに応じて、家庭用では最も大きな容量のものです。
新築時(12年前)にも同じメーカーの同じ容量のものが付いていたのですが、これが新しいうちからどうにも調子が出ず、メーカーの方の手を煩わせながら、毎年冷媒を継ぎ足し、時には部品を取り替えながら、だましだまし使っていました。調べてもらってもしっかりとした原因が発見されるわけでもなく、トロい冷房・暖房の風に、こんなもんか・・・と思いながら使っていたわけです。ところが先日、ドレンが詰まったのでしょうか、途端に水がしたたり落ちてきました。下にバケツを受けて使うこと数日。水が止まった・・・と思って喜んだのもつかの間、とうとう一切の反応がなくなってあえなく逝ってしまいました。
暑さの盛りに我慢も限界・・・いよいよ新しいエアコンの登場。新しいのは、これほんまに同じ性能・・・と疑うくらいに冷えます。こうなってみて、やはり前のは本調子じゃなかったんだ・・・と今更ながらに思う始末。
機械ものには当たり外れはあるもの・・・が以前の常識でしたが、最近はそんなこともどうやら許されないような風潮。機械の性能や信頼性が上がるにつれて、世の中世知辛くなったようにも思います。どんどんと機械部品・電子部品にブラックボックスが増えて、今や修理をしながら根気に付き合う・・・なんてことが昔話のように感じる今日この頃です。