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雨戸の話。
雨戸は昔から防災や防犯には欠かせないものでしたが、このところの開口部材の水密・気密性能の向上やガラスの強度・遮熱・断熱性能の向上などから少しずつ見られなくなってきました。特に最近流行の白や黒の軒先の短い四角い家では、雨戸の必要なさそうな小さな窓がいくつか付くばかりで、見ているこちらが採光や通風の事が心配になってくるほどです。
とは言っても、夜になる度に雨戸を閉めていおるお家はまれです。私の所も少し長く留守にする時とか、台風・大風・大雨などの時以外は締めることはありません。しかし、出番は少なくても、引っ張り出すと絶大な安心感があるのも又、雨戸の特徴なのです。
雨戸には、よく使われる鉄板(あるいはアルミ板)一枚を横波状に加工したもの(写真のもの)、前後の鉄板の間に発泡スチロールのようなものを充填した厚みのある断熱雨戸、風が通るように横格子状にスリットの入った通風雨戸などの種類があります。ちなみに、私のオススメは冬場の風をしっかりと遮断してくれ、厚みと強度が防犯・防災にもさらなる安心をもたらしてくれる断熱雨戸。万が一にも力強い味方となる雨戸をもう一度見直してみてはいかがでしょう。