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ベランダは、基本的に1階の居室の上に防水をしては設けない。 木造建物は柱と梁がピン構造でつながるので、接合部が動くのが前提である。構造体が動くところにいかに防水をしても、切れてしまうのは仕方の無いところ。その方式では、漏水のリスクはとても大きい。 だから、ベランダは1階と2階の壁がそろうところ、または1階の屋根の上にスノコ式のものを設置する。 この建物では、建物に余分な力を負担させなくて済むように、自立式のアルミベランダを取り付けた。