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【古民家改修 / 那智勝浦】

昨年(2011年)の11月、初めて現場に伺った。築100年を超えるという古民家は独特の存在感でたたずんでいた。細部を丁寧に見せていただくとどうも見慣れた物件とは少し違って見えた。一言で言うと、立派・・・なのだ。至る所にケヤキの一枚板が使われてあり、軒先廻りは二重垂木の化粧屋根・・・神社・仏閣に使われるような技法で組み上げられている。楽しみだ・・・という気持ちと同時に、頑張らなければ・・・と引き締まるような思いだった。(伸吾)