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【古民家改修 / 那智勝浦】焚き口

懐かしいぃ~。
今回の建物とは関係無いのですが、以前にも少し触れた、離れのお風呂の焚き口です。年配の方は、懐かしいと思われるでしょうし、若い方は、なんかテレビで見たことある・・・と言ったところでしょうか。この日は、現場へ行ったのが夕方でした。
何やら離れから煙が・・・。ちょうど、建て主さんのお母様が、お風呂を沸かす為に火を入れた所でした。「懐かしいですねぇ~。僕も高校生の頃まで実家は五右衛門風呂でしたよ。」とお母様と焚き口の前で少し立ち話をしました。火を付けるまでの大変さ、いかに少ない新聞紙で火を付けるか、そして、付いた時の達成感、火を見ている時の癒しの時間・・・。中、高校生の頃は、「なんで、うちの風呂は灯油じゃないんや、面倒くさい」と思って、嫌でしたが、今思えば、良い経験をしたと思っています。どちらかと言えば、久しぶりに「焚きつけたい」と思ったぐらいです。
一斗缶を斜め半分に切って作った「ちりとり」。使えなくなった電気釜のお釜を腰掛けに・・・。うちもそうだったなぁ~。懐かしいぃ~~。