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年に1度の消毒。

我が家の中庭には、新築祝いに友達が植えてくれたヤマボウシが、もう20年を超えて元気に育ち、あまり手をかけなくても毎年私たちに春の至来を知らせてくれます。ほとんど唯一の世話は、芽吹きの後に発生するワタカイガラムシの駆除。お天気続きの頃合いを狙って、葉っぱのまだないヤマボウシをマシン油乳剤を薄めた消毒液で木を洗う程に吹き付けます・・・これ一発で駆除できますように・・・祈りながらの作業です。
以前に消毒を忘れた年には至る所にネコヤナギの様な白い綿状の虫がびっしりと付きました。こうなってしまうと、一つ一つ手で取る以外に方法は思いつきません。樹液を猛烈に吸われているようで、可哀想に下の葉っぱには上から落ちてきた樹液がべっとりと付いてしまいました。
消毒の代わりにワイヤーブラシで幼虫をこすり取ったこともありますが、これは結構大変な上に効果も限定的です。今年の消毒は良いときに出来たかな・・・もう少しすれば結果が分かります。