本文までスキップする

読みもの
Article

大物はとんだところにいるものだ !

和歌山県では新規のコロナの罹患者もこのところ聞かなくなり、街では自粛要請のとかれた方々が少しずつ動き始めています。とは言っても、急にみんなの警戒心が解ける訳ではありませんので、本当に徐々に・徐々に・・・の変化です。
そんな中長男が、堤防に釣りに行ってくる・・・と言って出かけました。自粛疲れの人たちが暇を持て余して出かけるので、場所によっては大変に込み合っている人気の堤防もありますが、彼の行ったのは人気もなく、人っ子一人居ない堤防です。
その彼から家でテレビを観ている私に電話がありました・・・タマ持ってすぐに来て!すぐに来て・・・と言っても20分程はかかります。タマなしで上がらないような何かが釣れているのなら、その間小さな道具で持ち堪えられるだろうか・・・と思いながらの急ぎ足。はたして、堤防に到着したときにはまだ彼は格闘中でした。現場に群れていた子サバを泳がせの餌にして、直ぐ下に海底が見えるような堤防で彼が格闘していたのは、73センチ・4.5キロ超の滅多にお目に掛かれない大物・・・世の中何が起こるか分かりません。大物はとんだところにひそんでいるものです。