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期日前投票。

最近の選挙はほとんど期日前投票に行きます。そもそも、選挙そのものに若い頃はあまり行きませんでしたが、いつの頃からか、これは国民の義務だ・・・ぐらいの気持ちになってしまって、とても精勤です。
会場を出たところで、出口調査にご協力下さい・・・のお姉さんに捕まりました。どちらの方ですか・・・と尋ねると、NHKです・・・とのこと。こんなのを、こんな田舎でもしっかりとっているので、開票率0%の時点でも当確・・・なんてのがつくのだろうなあ・・・と思いながら答えていると、中に、老後に2,000万必要・・・という報道は投票行動に影響ありましたか?・・・という質問がありました。出口調査でこんな質問まであるのか?しかし、この話にはよくよく考えなければならないことがあるようにも思います。
そもそも、日本は北欧のように社会保障の手厚い国ではありません。その代わり税金も北欧のようには取られません。日本は年金だけでは生きていけないような国なのですか・・・と女性議員が質問しているのをテレビで見ました。この質問には大きな言葉の罠が仕込まれているように感じて、あまり気持ち良くはありませんでした。その通りです・・・となかなか言えないからです。中程度の社会保障に中程度の税金・・・これは国民が結果的に望んで選択している税と保証の形です。耳に気持ち良いだけの言葉では現実の生活は成り立たない・・・当たり前のことを当たり前に言いたいものです。