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懐かしの遊び相手。
私の子供時代には、もちろんテレビゲームの類いはありませんでした。遊び相手はもっぱら同年代の子供たちか、海・山・川の大自然です。同級生は一番の遊び相手ですが、近所の子たちにも仲間意識があって、結構な年の差はあっても、年上はそれなりに小さい子の世話をしながら遊び相手をしてくれたものです。
そんな中でも私は特に海や山・川に出かけた方だと思います。秋から冬場は山。春から夏にかけてが海や川です。朝から昼まで鮎を追いかけて、夕刻にかけてはそれを餌にウナギの仕掛け・・・というのが夏休みなどの定番の遊びです。
写真のクモ(コガネグモ)は初夏の頃。堤防を一回りしてくると10や20は捕れました。ケンカをさせて負けたやつを餌に数を減らし、見込みのあるやつだけを残しておきます。夏の終わりから秋にかけてタイコ(卵)を生んで、いつの間にか居なくなるのです。
今回、和深の平屋の現場近くで見つけたのは6~7センチもある大物。早速、コメツキバッタを見つけて巣にかけてみました。見事に仕留めた後も堂々と自分のポジションに戻って威厳を保っています・・・さすがの大物。
私の遊び相手(その子孫たち)は、今も昔もたくましく生きているようです。そう言えば、昔は平気でこのクモに触っていましたが、最近はなんとなく怖くて触れない・・・時代も自分も変わっていくものなのですね。