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分別ゴミ。
基本的に日本人は律儀に出来ているらしく、行政などで決められたことにはちゃんと対応します。ゴミ収集の分別なども(少なくとも私の暮らす地域では)とてもしっかりと守られています。
今日はプラスチックゴミの日・・・ご近所も同じように出しています。ところが最近では、燃えるゴミにプラスチック類が混じらなくなったので焼却施設では燃料費がかさんで仕方がない・・・という話も聞こえてきます。プラスチック類は石油製品が多いので燃料代わりに良く燃える。だから、燃えるゴミとして焼却していた時にはそれが助けとなって燃料費が少なくてすんだ・・・ということです。
プラスチックゴミを燃やすと焼却温度が高くなって焼却炉に悪影響が出る。又は、ダイオキシンなどの有毒ガスが発生する・・・などというのがプラスチックゴミの分別に至った要因だと聞きましたが、どうやらどちらも今ひとつ信憑性がありません。最近の焼却炉ではそれぐらいの焼却温度は充分に許容内だとも聞きますし、たとえプラスチック類が混ざってもさしたる有害ガスは出ない・・・という話も良く聞きます。一体どちらが本当なのでしょう?
そう言えば、かなりの補助金を付けて各学校毎に設備していたゴミ焼却炉のことを思い出します。10年ほど前にダイオキシンが発生する・・・として一斉に撤去されましたが、識者の話によると、学校のゴミ焼却炉程度のものからは人間に害を与えるほどのダイオキシンは発生しない・・・というのがどうやら本当のようです。現実に学校の焼却炉が原因のダイオキシン被害の話は聞いたことがありません。日本人は誰かがそれらしく言い始めると国民が一斉に同じ方向を向く変わった人種のようで、ある種の流行病の勢いで拡がる国です。本当のところはどうなのか・・・分別ゴミも学校の焼却炉も、もう一度立ち止まって再検証してみても良い頃でしょう。