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緑の季節。

肌寒かったり暑かったりを繰り返しながら、季節は着実に夏に向かっています。
地中海性気候中心のヨーロッパなどとは違って、日本は植物が芽を吹いて急成長をするちょうど今時分に、たくさんの雨と適度な気温に恵まれます。どこの緑も生き生きとするこの季節、木の家工房Mo-kuでも木々が勢いづいています。中心になっているのはヤマボウシの木。今年は例年になく白い花がきれいだ・・・と話していると、肥料のタイミングが良かったのかな・・・と長女。私の適切な水やりが良かったのよ・・・と家内。そうそう、そんな事やこんな事がみんな上手いこと運んだのでしょう。なにはともあれ、Mo-kuの緑達は元気です。
筑波大学の先生によりますと、紀伊半島は植物の育成に特に適した気候になっており、地方によっては回復に300年ほど掛かると思われる緑の被害も、ここでは70年ほどで回復するのだとか・・・そう言えば、私が高校時代に(45年ほど昔)山火事で焼けてしまった椿の山も、今ではどこが焼けたのか判然としないほどに回復しています。森林伐採で当座の回復が見込めない東南アジアあたりの森林とは随分と状況が違うようです。私たちは良いところに住んでいますね。