本文までスキップする

読みもの
Article

白暮のクロニクル。

今度は長男が枕元にマンガを置いていきました。親切心とはいえ、3人の子どもたちが入れ替わり立ち替わり、何か枕元に置いていくものを消化していくのは結構に大変です。
今回の課題図書は白暮のクロニクル。聞き慣れないタイトルですが、作者を見てみるとゆうきまさみさん。ゆうきまさみ・・・エエ~、この人機動警察パトレイバーのゆうきまさみさん?パトレイバーといえば随分と昔のマンガですよ。1980年代の終わり頃ですから、もう30年以上も前。当時としてはとっても先進的で、そう言えば当時からどことなく飛び抜けていた感はありましたが、今でもバンバン活躍されているとはさすがです。
読み進めていくと、どうも私の得意なドーン・バーンものではない。少し真剣に読んでいないとつながりが分からなくなりそうに複雑な推理ものです。ひとつ片付けば又ひとつ・・・しかし全体を通して筋立てがしっかりしているので飽きることがない。それどころがどんどんと引き込まれていきます。やっとの思いで完結の11巻を読み終えました・・・どうだったかというと・・・いやあ~、面白かった。映画や推理小説としても充分にやっていけようなクオリティ。しかし、これを連載で読んでいた方々は少しまどろっこしかったかも。
えらい先生はいくつになってもどんな分野でも面白いものを書くものだ・・・と感心しきりです。