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6年乗ったスイフト・スポーツ総括。

オーダーしていた新型のスイフト・スポーツが販売店に届き、ただいま納車準備中です。今乗っているクルマも下取りに備えます。まずは載せ替えていたレカロ・エルゴノミックシート(腰痛防止シート)を新車時に付いていた純正シートに載せ替えます。これで、我が家のスイフト・スポーツは納車後6年を経てはじめて純正シートに戻ったわけです。タイヤ以外は何もかも純正に戻ったところで、走行5万キロ超となった、もうすぐお嫁に行くこのクルマの総括をしてみたいと思います。
まずは初体験の純正シートから。着座位置は4センチ上がり随分と上から目線になりました。目線移動より、小さめでホールド感が弱いのが気になります。私のお尻形状には合っていないようで、体の動きが止まらず、1時間も走ると腰に疲れが溜まりそうです。
タイヤは取り替え時期に純正のポテンザからプレイズに変えています。地面を掴んでいる感は減りましたが、その分いくばく横着な運転が可能になり楽でもありました。プレイズでも充分な剛性感があり、しっかりと路面状況を伝えると共によく舵の利く、コーナーが楽しめる良い操舵系です。サスも良くショックを吸収してくれていました。今となっては段差を乗り越えた時の突き上げが少々気になりますが、総じて車格のわりには運動性能が高く、走り好きの私の好みに合った出来の良い足回りです。エンジンは自然吸気の1,600。アクセルの動きに伴って、がさつではありますが良く回ります。競技に出ない限り、これで充分・・・と言える力加減です。
改善を望みたいのは変速機(CVT)です。6年前の乗り始めには、他のクルマのCVTと比べても良く出来た方だと思っていましたが、高速に乗る機会が増えたことによるのか、追い越しなどでアクセルを踏み込んだ時の回転が速度とリンクせずに上がっていく様子はあまり気持ち良くはありません。
さて、新型はどのくらいの出来なのか楽しみです。もうすぐ届きます・・・少し走ってからレポートします。