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さらにこんなのを観ました。

さらにこんなのを観ました。
クリード・・・クリードって何のことかと思えば、ロッキーが世に出るきっかけを作ったあの伝説のチャンピオン、アポロ・クリード。ということは、この若者は彼の息子・・・いやあ~、何とかしようと思えばなんとかなるものですなあ~。
物語は、ほぼロッキー第1作の焼き直し。見慣れたロッキー映画だけに感動することも少なく・・・と言えばそうだけれども、はじめてロッキーを観た時の感覚はやはり蘇ってきてそれなりに楽しい。どんな世界でも歴史というのは大切なもので、物事に厚みを加えてくれます。そういう意味では、泣きながら第1作を観た身としては感慨深い作品です。
もう一本はロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイのマイ・インターン。久々のアクションでない映画ですが・・・観てみると結構これが面白かった。歴史は物事に厚みを加えてくれる・・・は人間にとってもその通りで、この物語のロバート・デ・ニーロは、年は取ってもそれが魅力になっている素敵な人。若いばかりが良いことじゃない・・・経験は時としてデータやアンケート結果や直感に勝ることもある。
スタローンもデ・ニーロもロッキーやレイジング・ブルで活躍していた時代とは違ってすっかり年老いてしまったのが印象的。かつて、共にボクサー役で戦っていた肉体派のイメージはありません。しかし、だからこそ醸し出せる空気があるの・・・こんな年の取り方をしたいものです。