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読みもの
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下町ロケット。

ご存じ池井戸潤の大ヒット小説。今はテレビで陸王をやっています・・・これも見てます。毎週日曜日を待ちかねてチャンネルを回しています。こんなに楽しみに見るのは、元はといえば阿部寛の下町ロケットを見たからです。
下町ロケットの第1回放送があった途端長男が、原作読んでからの方が面白いで・・・と言って渡してくれたのがこの本です。その時にはドラマにはまった後だったので、原作本は読まずに置いていました。今回陸王が始まって、そう言えばあったなあ~・・・と引っ張り出してきたのです。
いやあ~原作もやはり面白い。まるでジェットコースターのようにあっちに揺すられこっちに引っ張られ。人間万事塞翁が馬・・・誰の人生も波乱に満ちているのでしょうが、佃製作所の皆さんのそれは特に起伏が大きいようです。
いやあ~この小説、万城目学の鴨川ホルモー以来の楽しさです。
しかし困ったことが一つ。どんなに自分のイメージで読もうと思っても、ドラマの出演者の顔が浮かんできてしまうのです。佃社長は阿部寛、別れた嫁さんは真矢ミキ、財前部長は吉川晃司、神谷弁護士は恵俊彰・・・彼も彼女もみんな役者の顔が浮かんできます。こんな経験は初めて・・・この現象は・・・よっぽどドラマを一生懸命に見ていた証しなのでしょう。