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ゴジラ・・・ずっと観ています。

元々出不精の私には、コロナ騒ぎでの諸々の自粛は特に苦ではありません。むしろ、この機会を良いことに自宅で映画三昧の毎日です。観ているのはゴジラシリーズ。
最初のゴジラが出現したのは私が生まれる前、当時の数本はリアルタイムで観ていませんが、1966年のゴジラ・エビラ・モスラ南海の大決闘ぐらいからは鮮明に記憶にあります。父親に、毎年年末にやってくるゴジラを観に連れて行ってもらうのが楽しみでなりませんでした。全部で30本を超える作品中、今回は年代を前後しながら15本程観ました。そして、その中で私なりに一番良かったのがゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃。25作目、2001年に公開された作品です。
ゴジラ映画もこう多くなると設定や性格は作品ごとに少しずつ変わります。都度につじつま合わせの場面があるのですが、この回のゴジラだけ設定が大いに違います。ゴジラは悪で、モスラは善。これまでも2匹はそうでしたが、あのキングギドラがなんと地球を守る神獣になっています。こんなの初めて・・・なんかおかしい・・・と思ってスタッフの顔ぶれを見てみると・・・監督が平成ガメラシリーズの金子監督。そうか、だから大胆なことが出来たのか。
なにはともあれ、おちゃらけ無しにゴジラと人間を描いたこの作品は面白かった・・・往年のゴジラ映画の中ではオススメの作品です。そして、今年の末にはいよいよハリウッド版でゴジラ対キングコングが封切られます・・・こりゃ又楽しみだ。