本文までスキップする

読みもの
Article

JIN-仁 シーズン1・2。

面白ければ映画(単発もの)もテレビ(シリーズもの)も無い。この際、寝不足やしんどいのは少々辛抱しよう・・・と心に決めて観始めたのが10年ほど前にやっていた JIN-仁 です。この番組、リアルタイムで毎週楽しみに観ましたが、今回はシーズン1・2通しで、しかも脇目も振らずぶっ通しで観てしまいました。
そして、改めて感心するのは出演する役者達の達者なこと。特に私が注目するのは咲さん(綾瀬はるか)と彼女のお母さんの栄さん(麻生祐未)、そして野風さん(中谷美紀)の女性3人。野風さんなんかに至っては、ひょっとしたらこの人日頃からこんな言葉使いでこんな物腰なんじゃないだろうか?・・・と思えるほど。表情の一つ、身のこなしの一つ一つが、納得の完成度です。
それにしても腹立つのが仁(大沢たかお)。無垢で真面目一本、真っ直ぐな気持ちの咲きさんを尻目に、どうにもならない昔の彼女のことをいつまでもうじうじうじうじと・・・ちっとは咲きさんの気持ちも考えてみい~・・・と大声で言いたい。咲さん(綾瀬はるか)は、彼女本来の天然(たぶん)が存分に生きて申し分の無い出来映えです。