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陽はまた昇る。

時勢柄、どうしても出なければならない仕事以外はほとんど家を出ず、ずっと閉じこもっています。閉じこもって相変わらずテレビを観ていますが、性分かそれがあんまり苦になりません。
今回観たのは西田敏行主演の2002年の邦画「陽はまた昇る」。これがとっても良かった。当時はいくつも賞をもらった作品のようですが、邦画を映画館ではあまり観ない私はよく知りませんでした。なんでも某国営テレビのプロジェクトなんとか・・・という番組でも取り上げられたノンフィクションなのだそうです。
風の中のすばる...砂のなかの銀河・・・みんな何処へ行った・・・中島みゆきのこの歌のように、埋もれてしまいがちなきら星がみんなの熱い思いを寄せ集め、祈りとなって事な成し遂げる物語。
何か大事なことを成し遂げるには熱い思いとともに、その思いから吹き出す常軌を逸した(とも思える)行動が必要だと思い知らされます。
不安でいっぱいになりながら、信じる道を突き進んだ人たち・・・ああ~・・・思い出すだけでも涙が出そうになります。