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武士の魂。

邦画を観はじめると、これがとっても面白い。これまではストレス発散のドタン・バタンの映画が良くって・・・そうなると俄然洋画の方が迫力があって面白かったのですが、このところ邦画を見直しています。特に面白いのが時代劇です。
藤沢周平は表現が緻密で身につまされ人ごととは思えない。池波正太郎は粋を心得ていて適度にユーモアもとんちもあり観て楽しい。もちろん、原作だけでなく映像製作スタッフの特徴も大きく作用しているでしょうが、同じ時代劇でも違うものです。今回観たのは山本周五郎の武士の魂。これは真面目で少し不器用。言いたいことが真っ直ぐこちらに伝わってくる。3年程前のテレビシリーズのようで10話を超えて作品が並んでいます。いっときは、こんなものにはまってしまえば大変なことになる・・・と敬遠もしていましたが、あまり知らない役者さんたちが次々と新しい感動的な話を繰り広げてくれるので、長い時間を過ごすにはこちらの方が都合が良い・・・と最近では思い始めています。
さて、今日の話はなんでしょう・・・外出自粛は何も苦になりません。