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感動した。

オリンピックもとうとう閉幕しました。感動につぐ感動、私ほどテレビにかじりついて観ていた人は他に居ないんじゃ無いか・・・と思うぐらいに熱心に観戦しました。よくぞ開催してくれました!お骨折りいただいた全ての方々に心から御礼申し上げます。
私が最後に観たのがバスケットボールの女子決勝。決勝・・・と言うことは金か銀。相手がアメリカ・・・あり得ない。何を隠そうこの私も、紅顔の美少年だった高校生の頃にバスケット部に居ました。ずっと補欠だったので、体育館を一緒に使っている体操部の先生から、体操部に来い日本で一位になったら世界で一位やぞ・・・などと誘われたものでした。そう、当時の日本のバスケットボールは世界で全く通じなかったのです。マイケル・ジョーダンやマジック・ジョンソンの活躍が記憶にある方も多いでしょう。バスケットと言えばアメリカです。現にアメリカのバスケットボール女子はこれまでオリンピック6連覇中なのだとか。そのアメリカと決勝戦・・・当時とは隔世の感があります。
日本をここまでにしてくれたのはトム・ホーバスというコーチ。『東京オリンピックの決勝でアメリカと戦って勝つこと』が彼の掲げた目標だったそうです。この目標を聞いて笑う人も多かったと言います・・・昔を知る私には、笑う人の気持ちが分からんでもない。
しかし、小さな選手たちがコート中を走り回ってとうとう決勝まで来ました。よくやった!次は金だ!いやあ~本当に、頑張れば夢は実現するんですね。こんなに目の当たりにする瞬間があるとは思いませんでした・・・感動した!