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読みもの
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又々読んでみた、ARMS(アームズ)。

次に読んだのがARMS(アームズ)。皆川亮二のマンガでもう25年ぐらい前の作品。全4巻の「星を継ぐもの」とは違ってこちらは20巻を超える。だから大変・・・とも言えるし、だから読み応えがある・・・とも言えます。
地球と起源を同じくする鉱物生命体を体に埋め込まれた少年・少女たちの戦いの物語。相次ぐ戦いの中から、それぞれの人生を見つけていく。とんでもない発想力で、25年経っていても全く色あせていません。
人の歩みを止めるのは絶望ではなくあきらめ、歩みを進めるのは希望ではなく意志・・・この信念が全編に満ちていて、読んでいて力づけられます。成るか成らないか・・・ではなく、するかしないか。そう、その通り。そうは分かっていても実行はなかなかに難しい。しかし簡単に、難しい・・・と言ってしまったのでは何ごとも始まらない。不安を抱えてまず一歩。その一歩が人生を造っていく。作者のメッセージは私に生きる力を与えてくれます。