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又々読んでみた、鬼滅の刃。
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鬼滅の刃は映画が話題になってすぐに息子のものを借りて読みました。その時にも、出来の良さが際立って、こりゃあヒットするわ~・・・と思いましたが、今回読み返してみても印象は変わりません。ただし、絵は映画(アニメ)の方が格段に良く出来ているようですが。
この物語の出来の良さのキモは、一つ一つの出来事や人物の人となりに、しかりとした意味付けやエピソードが描かれていること。全部が全部納得は出来なくとも、そんなことがあったのなら・・・と理解しようとさせる試みが読み手と登場人物を近づけさせるのです。登場人物が近くなった物語は感情移入が容易で、その分感動も大きくなります。人物描写はべつに主人公の炭治郎と禰豆子に限らず、登場人物のかなり端の方の人まで丁寧にされています。だから物語に広がりが生まれるのです。
一度読んだものでも、飽きずに楽しめる・・・これは、よほど私がマンガ好きなのか・・・それともそろそろ年か、それが問題だ。
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