奥さんが一生懸命に窓拭き用の道具で綿貝殻虫と戦っていた中庭のヤマボウシの木が、きれいな新緑に染まりはじめました。ああ今年も春が来たのだなあ～・・・暖かくなったり、少し肌寒くなったりを繰り返しながら、でも確実に春は深まっているようです。
それはそうと、うちのヤマボウシは最初は葉っぱが出るばかりで、白い花はこの後に少し時間を置いて咲き始めます。ところが、お隣のハナミズキは、まずはまばゆいばかりの白い花が咲き誇って、その後で葉が出ます。兄弟やいとこの様な関係の木なのに、やはり樹種によって違うのか、それとも環境の差か、はたまた個体による差なのか。まあそれぞれに良さがある。ほんの小さな差でも、やはり違うことが大事・・・個性の時代を迎えているのは人間だけではないようです。