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乗り心地には隔世の感があります。
先日、日曜大工センターで少しかさばるものを買いました。自分の車には入らなかったので、貸し出してくれる軽四輪で運んだのですが、その時感じたことをレポートします。
私がよく軽4のトラックに乗っていたのは二十歳代の前半の頃、もちろん変速はマニュアル。見た目の印象はほとんど変わりません・・・が、大きく変わっていたのは変速機がATになっていたこと。これでは走らんでしょう・・・と、たかをくくってアクセルを踏み込みましたが、あにはからんや普通に走る。技術の進歩とは恐ろしいものだ・・・という感慨にさらに拍車をかけたのは乗り心地の良さ。そもそも、軽四のトラックに乗り心地を求める方がどれほどいらっしゃるのやら・・・そこのところに疑問を持ってはみたが、これだけ力があって静かで乗り心地が良いのなら、長距離とは言わないまでも、そこそこの距離までは充分に実用に耐え仕事に使えるので、これはこれで必要性能なのかも。もちろん、ピッチング(前後の揺れ)やローリング(左右の揺れ)、ハンドルを切ったときの安定感は乗用車には及びも付きませんが、純粋に用途を限って開発されたクルマとしての快適性は結構なものでした。
現在の軽四トラックは、ツーシーターのミッドシップをマニュアルで操るのは楽しい・・・などと言って乗り回していた頃とは別格の快適性能を持つ見事な仕事車でした。