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R33・GT-R。

クライアントと打ち合わせをしていたところ、クルマの話になりました。どんなクルマに乗っています?GT-Rです。え~・・・あのGT-Rですか?。少し前のGT-Rです、R33。R33のGT-Rと言えば、第2期黄金期のただ中の希少車。そんなすごいクルマがこんな身近(?)にあるなんて!あるところにはあるものです。
25年も前のクルマなのに錆や塗装の劣化などどこにも見えず、古さなどみじんも感じさせません。足回りはBBSの軽量アルミに変更され、バンパーはニスモのものが付いています。幸運にも助手席に乗せていただくことが出来ました。内装も現在のクルマと見まがうばかり。助手席右足下の大きな膨らみが高性能4WDを意識させてくれます。
大きな道に合流するときに少しアクセルを開けてくれる大サービス。怒濤の加速は健在です。RB26DETTは今もしっかりと力が出ていて、8000のリミットに向かって一気呵成に吹き上がっていきます。直6の、芯をくった感じの独特の回転感があり、その勢いは一般のクルマとは完全に一線を画しています。このエンジンがレーシングエンジンをデチューンしたものであることがよくわかる一瞬です。思いがけない出来事に、昔がよみがえるような気がした一日でした。