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のぞみ園生活介護施設 鉄部基礎配筋検査

のぞみ園生活介護施設は木造の建築物ですが、一部玄関前の車寄せなどは、直接的な日当たりや雨がかりも多く、柱も多く取れないことから鉄骨造としています。木造部分と鉄骨造部分は地震や風などに対する揺れの具合が異なりますので、基礎も上部構造も構造的には切り離されていて、お互いが違う揺れ方をしても相手方に影響を与えないようなつながり方をしています。

急ぎの土工事が終わったあとには、急ぎの配筋工事。出来上がった・・・の知らせがあったので、急ぎの検査です。検査項目は、基礎の形状・寸法をはじめとして、鉄筋の規格・太さなどとともに、柱・針・ベースの各配筋、鉄筋各部の配筋要領などです。間違いなくしっかりと組めていましたので、検査後すぐの「合格」としました。

工期も迫っていますので、1週間後に鉄部上棟をしたい・・・旨の要望が現場から出されていましたが、それは却下。2週間以上を経過して、コンクリートの強度試験を行い、設計強度を十分に発揮していることを確認してからの上棟としました。

今回の鉄部据付には、建物が小規模で、柱も4本しかなかったので、ベースパックなどの既製品によるアンカーボルトの設置を指定していませんでしたが、既製品と変わらない品質のとてもしっかりとしたアンカーセットをしてくれていました。鉄部の検査のときに感じた、しっかりした鍛冶屋(鉄骨業者)さん・・・という印象はますます深まります。

この時点で、底部や側部のスペーサーも入っていましたので、それらも同時に確認します。実はすでに型枠枠組みの職人が作業を開始していたのを一時止めていただいて今回の検査を行いました。型枠大工さんにはご迷惑をおかけしましたが、おかげさまで細部まで確認することができました。

私たちが検査を終えて他のところを見て回っているほんの少しの間に、ご覧のように多くの型枠が組めていました。寸法などは現場ではなく、自前の作業場で切ってきていたのでしょう。段取り一つで現場はとてもスムーズに動きます。自分の仕事でも見習いたいところです。