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のぞみ園生活介護施設 給排水設備工事

給排水の外部配管工事も、外部足場が撤去されたこのタイミングで集中的に入ります。排水管類はトイレからの汚水と、洗面所や配膳室などの雑排水とに分けて建物外に出しますので、外部配管も結構な量になります。

主な排水管を地中に埋設せずに、建物内の床スラブの上に配管したその高さのままに基礎の立ち上がりを貫通させて屋外に出すのは中村設計の特徴です。こうしておくと、埋設配管に比べて、後の配管の交換などがとても簡単になります。長期優良住宅の劣化対応策としても採用されている配管方法です。

外部マンホールは少し高い目に施工しておいて、地面の高さが最終的に決定した時に、その高さに合わせて切り縮めて合わします。状況対応を高めるために、少し余裕を見ておくのです。

浄化槽は、使用人員に合わせて住宅よりは大きめです。まず浄化槽用の床版コンクリートを施工して、その上に据え付けます。車などの重量物が上を通らなければそのまま周囲を砂で埋めていくのですが、この場所には食材を運んでくるトラックなども乗りますので、その荷重が浄化槽に直接乗らないように、浄化槽上部の保護コンクリートを支える柱も建てています。

事前の地盤調査では80センチほどから深部は岩盤・・・とありましたが、掘削してみると調査どおりの岩盤層が出てきました。建物のためにも、浄化槽のためにも岩盤層がでるのは喜ばしいことです。しかし、工事は大変です。

内装の下地工事の進捗にあわせて、給排水工事も隠蔽部(出来上がると見えなくなる部分)の仕込みを終えています。給水などの配管類は器具を据える前に水密検査をしておきます。トイレの壁仕上げはエコカラットタイル貼りです。下地はプラスターボードで和紙などの下地と同じですが、水の心配が高いヶ所には耐水性の高いものを使います。

これから屋内では珪藻土、和紙、などの仕上げ工事が始まります。屋外は玄関先の車寄せ工事です。いよいよ竣工に向けて現場が慌ただしくなってきます。