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アウディA1。

Q5がドックに入っている間に代車で出たのがこのA1。先日借りてレポートしたのは旧い方、今回は最新の現行型です。エンジンは1Lの3気筒、これにターボが付いて95馬力・17.8kgmの力を発揮します。
乗ってみての第1印象は、旧型とはまるで性格が違う・・・というもの。旧型は、小さいながらに長距離を走る性能が強調され、いかにもヨーロッパのクルマらしく感じましたが、新型は街中で格段に扱いやすい。ハンドルが急に軽くなったのもそんな印象を際立たせる要素のひとつでしょうか。
剛性感の高い車体に良く動く足。小さな凸凹は良く吸収しています。でも、この程度は国産のBセグメントのクルマでもしっかりと発揮している性能。このクルマは、ここから先の速度域で本領が発揮されるのだろうと思います。エンジンは極低速で少しもたつき、振動も多い目。変速機が流動体使用のATでなく、DCT(機械的に直結の変速機)である影響が強いかも。
全体にキビキビ走って、小気味良い。問題は価格。しかし、国産車も新しいのは随分とお高くなっていますから、充分に比べられるところまで来ているようにも思います。