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のぞみ園生活介護施設 設備工事

設備工事も順調に進んでいます。床下・壁内・天井上の配管・配線などの隠ぺい部(完成すると見えなくなる部分)の工事は終わり、建築工事の進捗に合わせて各部の貫通処理や部品の取り付けが進んでいます。

厨房・トイレ・洗面・風呂などの住設機器で、一番最初に据え付けられるのはシステムバスです。これは住宅も同じで、組み立てる部品のひとつひとつが大きいので、あまり大工工事が進んでしまうと搬入や組み立て工事が難しくなったりするからです。

今回採用されているのは、バス内の洗面台に人が据われるようになっている仕様のもの。洗面台に据わって体を洗ったりシャワーを浴びたり、洗面台に据わることをワンステップにして浴槽に入ることが出来るようになっています。

一般住宅のものは洗面台の正面に鏡や水栓・シャワーが付いていて、洗面台は石鹸やシャンプーを置く台、または手桶や湯桶(洗面器)を置く台として使うものがほとんどです。しかしこの仕様は正面には何もなく、片側に浴槽、反対側に水栓やシャワーが付いています。洗面台に据われるのは思いのほか実用的で、一般住宅でも使い勝手がいいように感じました。

防火壁は火災時に火が回りにくくするように手立てを講じた壁ですから、そこを貫通する設備の配管や配線にももちろん配慮が必要です。配線類はまとめて耐火仕様の配管内に集合させます。防火壁内のコンセントなども耐火仕様のものです。貫通部の隙間も耐火パテを充填して徹底的に塞ぎます。

防火や耐火の処置は、たとえ目には見えなくとも、たとえ日常の快適性には関係がないように思えても一切の油断は禁物です。万が一の時には、結局はこんな小さな部品や部分が人命を左右するような事にもなりかねないのですから。