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のぞみ園生活介護施設 外壁工事

明けまして、おめでとうございます。今年も現場が始まりました。頑張ってレポートしていきます。よろしくお願いします。

これまでは、外壁を目地なく一面に仕上げるにはモルタル塗りで下地を造るのが一般的でしたが、湿式の工法は時間がかかる、クラック(ひび割れ)が入りやすい、工事費がかさむ・・・などの理由で避けられることが多くなりました。最近では継ぎ目のない工法のサイディングもあり、時間とクラックの問題は片付きましたが、工事費がかさむのは避けられません。

そこで、この施設では表面に凸凹のある無塗装のサイディングの上に大粒の弾性リシンを吹き付けて仕上げます。そうすると、ある程度の目地は確認できますが、珪藻土などで塗り仕上げをした表面と遠目には見分けがつかないほどになります。継ぎ目のない工法のサイディングの上に塗り仕上げした場合と、見栄えはあまり変わらず、早く安価に仕上がります。

外壁仕上げに木の建物らしさを表現するために、開口部材(アルミサッシ類)のまわりを木枠で囲います。このひと手間で外壁面に厚みと奥行きが出て、均質になりがちな外壁表面が表情豊かになります。開口部が連装になる部分は、全体を一体枠で囲っておいて継ぎ目の部分(柱が入っているところ)は厚板で覆い一体感を強調します。これも木の建物らしさの表現に役立ちます。