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代車は又々A1。

そんな訳で、ドック入りとなったQ5の代車として貸し出されたのが又々A1。少し前にもA1の印象はレポートしましたが、街中中心の印象をまとめたものでした。今度は走行6,000キロほどのクルマで高速道路と紀南の国道を存分に走りましたので、そちらの印象を一つ。
街中でも充分扱いやすくなりましたが、やはりこのクルマの主戦場は高速や交通量の少ない一般国道を中心とする長距離移動なのだ・・・ということを再認識しました。ターボ付とは言えたった1リッターの排気量でよく走ります。3気筒のネガもアイドリングストップするので気になりません。ただし、低速からの加速時に息付きのようなひと呼吸があるので、もう少しスムーズに力を発揮してほしいところですが、欲を言えば切りがない。直進性も優秀、安心してハンドルを握っていられます。一般国道では、舵の効きと乗り心地のバランスが良く取れています。適度にロールしながらきれいにコーナーを抜けていきますので、不安やストレスを抱くことはありません。燃費は高速・一般国道を普通に走って20キロ/リットルの大台を超えそうな勢いです。
長く乗って少し気になったのが室内の質感です。特に高級である必要はないにしても、全体にハードプラスチックがむき出しです。造形は複雑で立体的なので、仕上げ材に少しの気づかいがあれば随分と印象は変わると思います。